クマに出会わないようにしたい!でも、もし出会ってしまったら?
みなさんトレッキングや山菜採り、ハイキング等には行かれますか?
綺麗な写真を撮るために、山に登ったりはしませんか?
今回は、そんな方に見てほしい記事です。
クマを目撃した!
テレビのニュース等でもたまに目にしますが、人ごとだと思ってはいけません。
クマは入山するときはもちろん、人の住んでいる住宅街にだって、現れることもあるのです。
そんなこと知ってるよ!
という内容も沢山出てきますが、いざというときの為です。
楽しい山登りをするためにも、今回はクマに出会うまえに、知っておいてほしいことをご紹介いたします!!
クマの事をよく知っておこう!!
まずは、クマの事をよく知っておかなければ、対処のしようがありません。
相手は野生のクマですからね。
油断してはいけません。
1、どんなクマが日本にはいるの?
日本には2種類のクマがいます。
北海道にはヒグマ、本州にはツキノワグマ
この2種類が生息しています。特に北海道のヒグマは大きくて性格も荒く凶暴です。
ヒグマは大きいもので、2メートル以上にも成長します。
その昔北海道で起きた、三毛別羆事件の熊は体長2.7メートルもの巨体だったそう。
まさに銀牙の、赤カブトそのものです!
動物園でヒグマを見たことがありますが、銃でも簡単には仕留められないんじゃないかというくらい大きかったです。
あんなのが向かってきたら・・・
とても恐ろしいです。
2、みんな凶暴なクマしかいないの?
そんなことはありません。
優しいクマもいます。
もっというと、凶暴なクマも、もともとは人間を食べようというわけではありません。
人間のもっている食料や、農作物を奪おうとして、人間に近づきます。
しかし人間がクマにびっくりするように、クマも人間にびっくりするのです。
それギャグかよ!って思うでしょうが、動物ってみんな人間のことは怖いのです。
怖いから、やられる前にやる!という感じになるのでしょうね。
人間を襲ったときに、人間を食べてしまって、味を知ってしまったとしたら、もうクマにとっては人間は怖くありません。
ただの食料にしか見えませんので、そうなったらお終いです。
その辺を踏まえて、大まかにわけると
- 人に出会っても逃げていくクマ
- 人を襲わないけど、逃げないクマ
- 人に慣れていて、積極的に寄ってきて、食べ物を奪ったりするクマ
このように育った環境で、全く違う性質に分けられます。
どのクマも人と出会っても、逃げていってくれればいいのですけどね。
そうならないためにも、食べ物の後始末や、むやみに動物を見つけても餌付けなどしないことが大切です。
3、音をだせばよって来ないですよね
私もそう思っていました。
でも実際は私も調べていて、初めて知ったことなのですが、逆効果な場合もあるのです。
よく山へ登るときは、ラジオや鈴を着けて行きますよね。
音を出せばクマは寄ってこないと・・・
人にあって逃げてくれるクマなら音をだせば、遭遇しないですむのですが、人にあっても逃げないクマは、逆に寄ってくる可能性もあるのです。
それはきっと、人間は美味しい食べ物を持っていると、知っているからなのです。
ただしほとんどのクマは、音をだせば逃げていくので、必ず鈴やラジオ等を携帯してください。
4、もし出会ってしまったら
これがプーさんみたいなクマだったら、仲良くなっちゃうんでしょうけどねぇ・・・そうもいきません。
死んだフリは、やばいですので、やめたほうがいいです。
- いきなり走って逃げないこと!!(ものすごく大事です)
- 帽子や持ち物を投げて、熊の注意をそっちに向ける。
- 目をあわせたまま、後ずさりで遠ざかりましょう。
- 熊との間に、岩や木を挟むようにすると効果的。
- 背中を向けて逃げると、逆に追ってきますので注意です。
- 小熊がいても、近寄らない。近くに親がいるはずです。
- もし向こうから寄ってきちゃったら首をガードして、うつ伏せになり身を守るしかないです。
おわりに
いかがでしたか?
基本的にクマも、人間は怖いと思っています。
本来なら上手く、共存出来れば良いのでしょうけど、山に餌がないし仕方ないのかもしれません。
事故が起きる前に、人間の方が注意をして、かなしい結果にならないようにしたいものです。
私の両親が写真が趣味で、よく山に入ったりしています。
その時クマに注意しなよ!なんて冗談半分でいいますが、真剣に考えなくてはいけないところまで来ているのかも知れません。
それほど自然はどんどん無くなり、動物と人間の距離は近くなってきているのです。
以上です。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。