桜とツツジのきれいな夜ノ森
福島第1原発より7キロほどに位置する、夜ノ森駅。
未だに周辺は帰宅困難区域が多く、人の住んでいない空き家もたくさんあります。
2018年より、震災以降8年ぶりの桜まつりが開催。
2019年には帰宅困難区域観桜バスも運行し徐々に、作業員以外の人もおとずれるようになってきました。
2020年の春ごろには、常磐線全線開通するとあって新しい駅舎を建設中とのこと。
そこで現在の夜ノ森をみてみようと写真を撮ってきました。
夜ノ森駅の場所
常磐線富岡~浪江間の約20キロは未だに不通。
夜ノ森駅の東側は、工事中で行けないので東側の道路から駅を見てきました。
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夜ノ森駅の現在(2019年)
写真引用 Wikipediaより
東側にあった駅舎は、昨年に解体されあまりの放射能線量の高さから、除染の黒い袋に入れられたといううわさです。
重機が立ち並び新駅建設の真っ最中。
夜ノ森駅。2017年11月、2018年5月撮影。この線路の向こうは帰還困難区域。駅舎は昨年取り壊しとなり、常磐線全線開通の際にはホームも様変わりするだろう。撮影で立ったこの場所の線量は1.5μSv/h以上。すぐ後ろにはアパートがあり、人が住み洗濯物や布団が外に干してある。 #なかったことにさせない pic.twitter.com/NN2jxa0k82
— 鈴木邦弘 (@SZKN29) June 29, 2019
桜と常磐線夜ノ森駅旧駅舎#二度と撮れない写真を貼れ pic.twitter.com/9JpjC0h07d
— えだまえ (@edakawa_mae) July 13, 2019
夜ノ森駅の由来は、岩城藩と相馬藩が領土を争っていたときに双方が、ここは私の森だ!(余の森だ!)と言ったことが名前の由来。
桜も有名ですが、ツツジもまたきれいで、震災前には駅の周辺に6000株もあったツツジがすべて伐採されてしまったのです。
2020年に常磐線が全線開通されれば、総延長370キロ以上にもなり、日本で5番目に長い路線となります。
しかも、常磐線は日本一早い普通列車の異名を持ち、その最高速度は130キロともいわれているからオドロキです。
春には桜のトンネルも見られます。
以前の夜ノ森の姿が見られることをいのりたいものですね。
夜ノ森の桜の下では地元の方の『元気〜』『久しぶり』の挨拶を何回か聞きました
— 福テレ空ネット (@ftv_tenki) April 6, 2019
#空ネット pic.twitter.com/ZhkK5Gu8ze
動画も撮影しましたのでどうぞ
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