2019年楢葉町の田んぼアート
田んぼアートのある楢葉町は、福島県浜通りにある小さな町。
震災前は、1万人以上が暮らしたこの町も、いまでは3千人ほどの住民しか住んでいません。
小さな町ですし、帰宅困難区域にもちかいので、知らない人も大勢います。
2020年の聖火リレー出発のJヴィレッジのある町と言えば、あぁ、とわかる人もいるのではないでしょうか。
楢葉田んぼアートの場所
田んぼアートのある場所は、ほんと何も無い田んぼのど真ん中にあります。
もちろん駐車場なんてありません。
また農道のような道路の側に田んぼアートがあるのですが、原発関係や土木の方の通勤などで、平日は特に交通量が多いです。
見学する際には、他の車にも十分注意してください。
駐車場が近くにありませんので、道の駅ならは から行くのが一番いいと思います。
2019年4月にリニューアルオープンした道の駅ですので、綺麗ですし駐車場も広いです。
道の駅から、田んぼアートまで車で5分。
距離にして2キロありませんので、歩いてもいけます。
楢葉田んぼアートを見てみる
2017年に浜通り田んぼアートとして、最初は四倉ではじまりました。
翌年の2018年に楢葉に場所を移して、楢葉でやる田んぼアートは今年で2回目。
福島の浜通りとして、2020年のオリンピックへ向けて来場者30万人を目指し、日本一の田んぼアートを目指しているということです。
道の駅から来ると、常磐線の線路を渡ります。
田んぼアートは木戸駅~Jヴィレッジ駅の間くらいにあります。
※Jヴィレッジ駅は、週末などしか使用できない駅です。
田んぼアートの近くに、民家へ続く坂がありますのでそこから田んぼアートを見ます。
ホント、民家のすぐ側です。
規模は小さいですが、スーパーひたちに乗った可愛いキャラクターのアートに癒やされますね。
楢葉はゆずが有名で、ゆずの里なんて呼ばれています。
キャラクターは、ゆずにちなんでゆず太郎という名前。
遠くに見える2本の煙突は、広野火力発電所。
おわりに
この田んぼアートには未だにある、福島産のお米の風評被害を少しでも減らしたい。
そんな思いも込められているのだと思います。
他県には規模の大きな田んぼアートが沢山ありますが、この楢葉の小さな田んぼアートも可愛いいので、国道6号線道の駅ならは付近を通ることがあったらよってみてください。
10月後半頃まで(稲刈りの時期)までは見れると思います。
昨年は刈り取ったお米を炊いて、近くの木戸川とれた鮭をのせ、はらこ飯にしてふるまわれたそうですよ。