風化させないためにも、東京電力廃炉資料館にいってほしいわけとは?
廃炉資料館の場所
国道6号線沿いにあります
双葉警察署前の交差点にありますので、まず迷うことはありません。
廃炉資料館の館内には飲食できる施設はありませんが、向かいにさくらモールとみおかがありますので、お昼時などはそちらですませてもいいかもしれません。
ただし作業員の方の利用も多く、大変混み合ってますので注意です。
駐車場もあります。 無料で利用できます
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廃炉資料館の営業時間
9:30~16:30
休館日 毎月第3日曜日
入館料無料
廃炉資料館で何がわかるのか?
もともとは東電のエネルギー館という施設に、廃炉資料館としてつくられたのです。
この館内では、なぜ原発事故がおきてしまったのか?
その詳細がわかります。
想定外の大きさの津波によって電源が確保できなくなって、冷却装置が動かせなかったことによるものだけど、もっと詳しく事故当時の状況がわかるようになっています。
廃炉にむけてのこれまでの取り組みや、すべての作業が終了するのにこの先40年近くもかかることなど詳細に知ることができます。
こういったことから、廃炉資料館にはあれから大分時が経ってしまって、風化させたくない、忘れたくないと思う人。
当時小学生以下で小さかったため、原発事故がどういったものだったのかわからず、もっと詳しく知りたいと思う人。
このような人に見てもらいたい施設です。
また、館内の見学コースは、2つに分かれています。
1つは30分、もう1つは60分の2コース。
東電の人の説明によると、じっくり見ようとすれば2時間はかかるそうです。
映像でのシアターが多く、それらを全て見るとその位の時間はかかります。
時間のあるときに行くことを強くオススメします。
館内は以外に広く綺麗です。
おわりに
廃炉資料館がある富岡の隣町は、帰宅困難区域になっています。
本当に原発のすぐ側なので、この施設自体あまり知られてはいません。
ネットのクチコミでは、東電の自己満足施設なんていう書き込みも見られます。
実際わたしも少しはそう思います。
ですが、8年たった今でも最前線で作業している人がいるのも事実です。
地震や津波で起きてしまった事故ですが、人災という防げた事故もあったのもまた事実です。
あの震災を忘れないためにも、東電が作ったこの施設は意味のあるものと思います。
無料ですし、国道6号沿いを通ったらよってみてください。
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