2019年9月請戸漁港周辺の様子
請戸漁港。
福島県浪江町にある漁港。
震災以前は、鮭やしらうお等、年間1600万トンもの水揚げがあった漁港。
東京の築地にも卸していたんです。
今年のはじめ請戸の安波祭りや、正月の大漁を祈願しての出初め式など見てきました。
あれから今の漁港がどうなっているのか見てみたくて、漁港や周辺の写真を載せている記録的な記事内容になっています。
請戸漁港の場所
福島第1原発から、目と鼻の先にある漁港です。
遠くに見える煙突のようなところが、原発の場所です。
ここに来る途中、高瀬川付近の葉の生えない木々たち。
津波の塩害で葉が生えなくなったのでしょうね。
おどろおどろしい雰囲気。
請戸周辺の様子
かつて小学校だった建物。
もう完全に廃墟。
グニャリと曲がったガードレール
未だにポツンと取り残されている建物・・・
震災以前は神社のあった場所。
写真奥が神社跡地。
ここで安波祭がおこなわれるのですが、だれもいないので草木が生い茂っていますね。
セイタカアワダチソウだらけ。
漁港の見晴台から
見晴台には駐車場あり。
砂利のところに駐めるだけの駐車場。
見晴台といっても、堤防の上に建築現場の足場をとってつけただけのもの。
以前とは違う場所に移動されたようです。
請戸漁港 見晴台 土日祝日お休み! ざんねん pic.twitter.com/IidSnCeK7G
— をぐ (@wogu) April 7, 2019
以前は土日入れないようでしたが、現在は張り紙が見当たらなかったので、いつでも見晴台に登れるようになったみたいですね。
見晴台からの眺め
工事している様子がチラホラ見えますが、やっぱりまわりにはもうなにもありませんね。
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請戸漁港
この建物は捕れた魚を仕分けたりするところだそうです。
建物の前で漁で使う網を、漁師さんたちが総出で編んでいました。
相当長い網です。
しらうお漁で使うのでしょうか?
釣りをしているおじさんも。
鯖が回遊してきているといってました。
あなごも釣れたのだとか。
平日の早朝、のんびりとした時間のすぎていく漁港。
漁を再開して少しづつですが、前進している印象の請戸漁港でした。
いつに日にか、あの頃の活気のある請戸漁港に戻れる日がくることを。
動画も撮影しましたのでどうぞ
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