国産の完全無農薬のバナナ栽培をしている福島県広野町
東北の福島県でなぜ!?わざわざ南国のバナナを育てるの?
そもそも東北の福島県でバナナの栽培って・・・
バナナって南国のフルーツでしょ
ほとんどのかたは、そう思われるでしょう。
震災の影響(原発事故で被災)で、ずっと使われていなかったいちごハウスをなんとか活用できないか?
地域の特産品として新しい何かをはじめられないか?
バナナは南国以外では、とっても栽培が困難。
それでもバナナを特産品として育てる事に選んだのは、挑戦心を忘れないという思いからと聞きました。
そんな思いが、バナナを育てるきっかけになったのです。
日本でもバナナは育つのか?
いくら太平洋側といっても、バナナの産地南国とくらべたら寒~い東北。
どうやって育てているのかというと
なんと!
バナナにあえて過酷な環境を疑似体験させているんですって!
バナナにマイナス60度の氷河期のような状況を体験させて、耐寒性と成長性を高めているのです。
全国各地、四国や九州では国産のバナナが栽培されています。
しかもお値段一本600円もする高級品が多いのです。
輸入のバナナって、長期間の輸送に耐えられるように、防腐剤やら農薬をたっぷり使用しています。
しかし国産のバナナなら、輸送を気にしなくてすみますから完全な無農薬の栽培をすることができます。
その結果、皮ごと食べられるくらい甘~いバナナができあがるのです。
広野のバナナは、9月下旬~10月ころに収穫予定。
一本300円ほどで、町内のスーパーやいわき市のハワイアンズで売られるそうです。
バナナ園の場所は?
ちょっとわかりづらい場所にあります。
場所は国道六号線沿い、広野町の二ツ沼総合公園の中にバナナのビニールハウスがあります。
Jヴィレッジや、道の駅ならはからも近く、その付近まできたなら是非立ち寄ってみてください!
ハウス内の見学も可能です
時間は、9:00~16:00まで
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バナナ園に行ってみた!
実際に見学に行って写真を撮ってきました。
広野町二ツ沼総合公園のフラワーパークというところに、バナナのビニールハウスはあります。
広野火力のすぐ側で、大きな2本の煙突が見えます。
原発の関係もあってか、フル稼働中。
周辺は田んぼが広がっていたり、のどかなところです。
クルマを駐めるスペースもきちんとあります。
このバナナ緑色していますが、本来は緑色なんですって。
ほっといても勝手に黄色になるのだけれど、それだけじゃ美味しい甘~いバナナにはなりません。
室(むろ)っていう熟成させる機械で調整して、はじめて甘い味に変身するのです。
福島県の国道6号線沿いにありますので、旅行のついでにでも立ち寄ってみてください!
↓ 動画も撮ってきましたのでどうぞ
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